顔面神経麻痺について

ここでは顔面神経麻痺について、原因や症状についての解説しています。下記に要約がありますが、それぞれの詳細については下記リンクまたは上のプルダウンメニューから読むことが出来ます(旧HPとほぼ同じ内容です)。

> 末梢性?中枢性? : 脳梗塞等が原因の中枢性麻痺の場合は口周囲の麻痺だけ目立つことが多く、また顔面神経以外の症状(四肢の麻痺・頭痛)を伴うことがほとんどです。中枢性どうかはっきりしない場合は神経内科・脳神経外科での診断・治療を受けることをお勧めします。

>  麻痺の原因 : 原因不明の顔面神経麻痺は「ベル麻痺」と呼ばれていますが、単純ヘルペスウイルスや水痘帯状疱疹ウイルスがその原因の多くを占めることが分かってきました。

ハント症候群(みずぼうそうのウイルスによる麻痺) : 耳や口の中に帯状疱疹を生じる顔面神経麻痺で、耳鳴 り・難聴・めまいの症状を同時に生じることがあります。麻痺が重症であることが多く、後遺症が生じる率が高い疾患です。逆に、帯状疱疹がなくてもこのウイ ルスが原因のことがあり、重症で治りにくいこともあります。

> 麻痺の症状 : 顔の筋肉が麻痺して顔が曲がった状態になる他、麻痺した側での味覚の障害、涙の分泌低下、音が響くなどの症状を伴うことがあります。